興味・苦悩・達成感

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季節はようやく春に差し掛かり、木漏れ日がまぶしい本日
待ち合わせ場所で待っていた一人の女性から強力な熱意を感じた。

※以下、y=山本。i=(インタビュー)

興味と言う名の入口

 

i:

本日は、どうぞ宜しくお願いします。

それでは早速ですがマークアップエンジニアとしての喜びについてお伺いしたいのですが。

y:

はい、宜しくお願いします。
そうですね、マークアップエンジニアとしての喜びと言えば、クライアントやディレクターからコーディングのみを依頼されることがあるんですが、その時に強く感じます。

コーディングのみなのでデザインは別の方が作ってるんです。自分が思いつかないような形のデザインサンプルを頂くと「クオリティー高いな」とか「どうやって作られてるんだろう」と別の人の作ったデザインを見て勉強できることですね。

 

またそのデザインを自分で組めることが魅力です!

「どう組もうかな?」って考えながらコーディングを進めて「できた!」と思って組み上がったモノを別のブラウザで見ると、どこかが崩れてるんです。絶対。
その吐き出しの違いを、別のブラウザで見ても同じ形に直せた時。
100%同じ状態には出来ないんですけど、ほぼ同じ状態に揃えられた時に「はぁー、ひと仕事した!」って感じますね(笑

 

達成するコトで開く扉

 

i:

なるほど、自身でゼロスタートのモノを制作するより、元々自分が作ったデザインじゃないモノに対して、調査や調整を繰り返しコーディングし、綺麗に収まった時に特に大きな達成感を感じるんですね。

y:

そうなんです!
でも達成感以外にもプラスして「どうやったらいいんだろう?」と悩む時間を楽しむようにしています。

悩んでる時間はある意味ストレスではあるんですが、それがちょっと嬉しいんです。

 

i:

悩んでる事が?

y:

「どうやってやるんだろうな?」って方法を探して、「ああでもない」「こうでもない」って悩んでる時間は、働くうえでは勿体ない時間にシフトしがちなんですが、「こうやったら出来るかな」と現実性を思いついた瞬間!

たとえその方法でFIXしなかったとしても、それを思い付いて実行している時間は非常に楽しい時間なんです。

i:

なるほど!山本さんは単にマークアップエンジニアである前に、興味がある事を追求したりする探究心が高く、調べて新しい発見をするコトを得意としているんですね!
ただ、仕事として頭でリソースの切り分けを大切にして。

y:

あとは実作業の話にはなりますが、上手くSEO的な感覚を絡めて出来た時も嬉しいですね♪

総合的に言うと自分の中でいかに時間を短縮して、尚且つ効果を混ぜながらHTMLを考えている瞬間が非常に楽しいんです。
そこに楽しみを覚えてるんです(笑

i:

探究心が入り口で達成感が出口って感じなんですね!
制作者の鏡ですね!

y:

(照笑

 

そこで見つけた自分という鍵

 

i:

では、嬉しかった事と言うと?

y:

やっぱり一度お仕事をさせて頂いたクライアントから逆指名で新たな案件を頂いた時や、クライアントがわからないと感じた事を相談された時ですかね。

クライアントが「わからなかったからそのまま」ではなく「わからないから頼ってくれる」という現場に参加させて頂けているコトが喜びというか。

期間を空けて、またお仕事をさせてもらえたり、色々聞いてきてくださるのは単純に嬉しいですね。

 

i:

クライアントが困った時に山本さんの顔が想い浮かぶというコトですね。

y:

はい、そうです。

i:

まさに必要とされている充実感ですね。
何か前例はありますか…?

y:

そうですね。

以前クライアントから更新方法について相談された時に、資料をまとめて解決策をお伝えしたんです。それから何日か後にそのサイトを見たら伝えた方法で更新して頂けていたんです。

そういうことがあると「あの書き方でよかったんだ!伝わってたんだ!」と。

クライアントが自分でやりたいなって思ってる方向性に対して、その部分をちょっとでも渡せて、悩みも1つ取り除けたんだと思うと「良かった!伝えられてた!」と、自分のしたことを実感します。

i:

伝えるという事は非常に難しいし、本当に伝わったかどうかはWEBだったら自分のタイミングで確認出来るからいいですね!

 

違和感という本棚を前に

 

i:

コーディング以外にはどのような仕事をしているのでしょうか?

y:

企画立案に参加もしますが、ユーザインターフェイスを制作するにあたってデジタライズが多いです。

簡単に言うと、サイトのビジュアル制作で、ユーザーの動向や画面遷移をTPOに合わせ、ラフを描いて素材として使える状態にするまでですね。

i:

なるほど、そのデジタライズしていく上で特に気にしているコトなどはありますか?

 

y:

全体の雰囲気は一番気にしてます。

サイトのメインカラーに合うアクセントカラーが何色だったら生えるのかなとか。あと差し色がどういうポジジョンが適切かとか。

見出しを差し色でいくのか、メインカラーでいった方がいいのか。
それとも、もう一つ新しい色を入れた方が全体が生えてアクセントとして目立つのかな…と。

色だけでなく多岐にわたりますが。

私にとって色は一番難しいなと感じるところなので、他のメンバーの意見を聞きながらサイト全体のカラーテーマがぶれてしまわないか確認しながら作っていますね。一番気を使ってます。

i:

色が難しいっていうのは、実際に色を落してみて違和感を感じるコトが多いということですか?

y:

そうです。

i:

それは各パーツについて違和感があるの?

それとも全体的に?

y:

例えばヘッダー周りをブラックで固めたとしますよね。

そこから下のメインコンテンツ、サイドとメインカラムの色合いをヘッダーでブラックを使用している場合、他の色を使った方がいいのか…とか。

全体の色味が決まったら、何色のボタンだったら違和感なくサイトに配置できるか?

素材感を出したい時にこの色味は何処までなら違和感なく置けるのかとか細かいパーツパーツを上手く組み合わせるコトが難しいですね。

ほぼ出来た形の中に、何色の要素を落したら違和感ないんだろう?とか素材感のあるモノははどういう風に出したら綺麗で、しかも全体を邪魔しないのか?

ボタンひとつにしてもグラデーションの上下の色が一番綺麗に見えるのはどこの数値なのか?など、とにかく細部にわたり気をつけています。

i:

色を落すうえで悩む場所だってわかってるが故に気にしている事ってありますか?

y:

ラフを描いた時って白黒じゃないですか。

その時に色が思い浮かべながら、ラフを書いてます。「ここはこの色でいこう」って感じで。

色が思い浮かばない時は、画面上で「この色でいけるかな?」って考えながら作っちゃうんですけど、なるべくラフの時点で「このサイトはこういう色味でいこう!」とある程度固めて制作してますね。

i:

なるほど。デザインラフとは全体の想像を創造に変換する大きな内容なんですね。

 

必ず見つかる魅力的な本

 

i:

では山本さんがマークアップエンジニアとして得られたこと。またマークアップエンジニアの魅力ってありますか?

y:

マークアップの魅力ですか?

私の場合、マークアップの魅力は全部自分で出来ちゃう事ですね!

「サイト作って!」と言われた時に、ワンストップでマークアップエンジニアとして動いているので、どういう風にすれば実現性が高いかなと、想像しながらデザインが作れます。

マークアップの魅力というか全体的になっちゃうんですけど、

 

最初から自分の思ったようなサイトの吐き出しとソースのコーディングが出来て、しかもデザインも自分で考えているので、自分が出したいなと思った方向性のモノが作れるんです。

だからその瞬間瞬間の自分の想いがソースの中に反映できる!
今自分が一番いいと感じている方法で、自分に出せる一番綺麗な形で収めて、それをクライアントに納品できる!

しかもその作品をインターネット上にアップする事で、いろんな人に見てもらえる。
それが魅力ですね。

 

扉を開く君たちに

i:

コーディングもデザインワークもスペシャルに出来る山本さん。

今後こんなモノを作っていきたいということはありますか?

y:

入社した時から思っていたことなんですが、その時その時で、素敵なデザインのWEBサイトを紹介しているサイトがあるんですね。

そこで紹介して頂けるサイトを作れるようになることですね。

そういったサイトを観ると、自分ではまだまだ出来ないデザインの吐き出し方や素材感の使い方などあって、すごく参考になるんです!

自分でデザインすると、どうしても自分がコーディングしやすいように作ってしまうので。

でもそのサイトで紹介されているサイトは、コーディングしやすそうな画面であってもちょっとした工夫が入っているんです。そういうサイトは他の方から観ても良いサイトとして評価されてるので私も、自分が作ったサイトを人から「よかったよ」と教えてもらえるようなサイトを作りたいですね。

もちろん見た目だけではなく、情報を吐き出す上でも有効的なサイトであり、見た目もクオリティーが高い。そういうサイトが作りたいです。

i:

まさに全てのクリエーターが求めているところですね。

そういった想いで日々制作されてるんですね。

最後に未来のマークアップエンジニアにメッセージはありますか?

y:

自分に少しでも時間がある時に、一つでも多くのサイトを「トップページから下層ページまで制作する」という事を繰り返し、色んなコーディングの方法を身に付けていくのがいいかなと。

一つでも多く悩んで、考えながらコーディングできるような知識が前線で走る前からあると楽しみも増えますし。

自分のサイトでも友達のサイトでも形はなんでもいいので、作ることが楽しいなと感じるサイトを一つでも多く創ってみてください!
苦労してでもこの楽しさを知ってほしいです。

 

ヤマモト ミナミ

高校生の頃に見たテレビ番組で“WEB制作者”と言う職業を知る。
その職種に無性に憧れを持ち、専門学校へ進学。
就職活動時、地元で数少ないWEB制作会社にアタックし、エムズに一目ぼれ。
『絶対ココで働く!』と勝手に思い込み、内定を獲得!毎日楽しく働いています。

 

 

インタビューを終えて

無邪気で微笑ましいイメージとはウラハラに、本当に自浄努力と探究心のある彼女の今後の作品が
非常に楽しみである。

フォレスト出版/山口和也

 
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